作品情報

映画「和~WA~」

2011年の東日本大震災では、巨大地震とそれに続く津波で、多くの被害が出ました。こうした中で被災した多くの日本人は、冷静さを保ち、物資が配給される時は皆整然と何時間も並びました。掠奪もほとんど起こりませんでした。また、がれきの中から死ぬ思いで助けられた高齢のおばあちゃんが、救援隊の人に「迷惑をかけて申し訳ありません。私はいいから他の人を助けてあげてください」と言いました。これらの事は内外のメデイアで紹介され、人々の記憶に残ったと思います。森田健監督にとってこれが映画『和(WA)』を制作するきっかけになりました。

イントロダクション

日本には地震や津波だけでなく、火山の噴火や台風到来などが頻繁にあり、人々は過酷な生活
を余儀なくされてきました。
そんな状況の中から、日本人の心の中に無意識に芽生えたのが、この映画のテーマである日本人の
「和(WA)」の心ではないでしょうか。
大きな天災を目の前にして、日本人には一致団結し、助け合おうという精神が生まれたのだと
思います。天災の前で人は無力な存在です。


しかし、人々は助け合うことよって生き残る道を見出したのです。日本人はあまり自分の意見を
言わず、周りの人に合わせる傾向があります。
それが、東日本大震災では、良い点として現れたと思います。
天秤

森田監督はそこから、テーマを発展させ、日本人の持つ「和(WA)」の心の根底にある意識と無意識という問題を、日本人のみならず、地球人全体への問いかけとして、この映画『和(WA)』を制作しました。


映画『ワンネス~運命引き寄せの黄金律~』に続き、森田健監督が根源的な問題意識を持って制作した作品です。

ストーリー

この作品はドキュメンタリー部分+ドラマ部分+アニメーション部分の3つのパートで成り立ち、
其々のパートが繋がりを持っているという、今までにない映像手法で出来ています。
ドキュメンタリーとフィクションそしてアニメーションがまるでスクランブル交差点の様に交錯
します。 フィクションで出た問いにドキュメンタリーで答えたりするからです。
そして最後はドキュメンタリーもフィクションも一つの方向に向かいます。
人生にジャンル分けはありません。なのに、映画になるとなぜジャンル分けが
あるのでしょうか?
フィクションあり、ノンフィクションあり、実写あり、アニメーションありという映像表現、
映画があって良いはずです。それがこの映画『和(WA)』です。
渋谷交差点

インタビューは、渋谷のスクランブル交差点、原宿の竹下通り、秋葉原のメイド喫茶、空手道場、回転寿司屋といった現代日本文化の中心で行われました。
そこを行きかい、インタビューに答える人々は現代日本をそのまま表現していると思います。この作品を世界の多くの人々に見ていただくことによって、変化する日本、日本人を知ってもらえればと思います。
また、この映画には、世界や宇宙と繋がる媒体としてアマチュア無線が登場します。アマチュア無線の電波は世界中の空間を、いわんや宇宙空間(この作品ではアマチュア無線の電波の月面反射の模様も登場します)をさえ縦横無尽に飛びかいます。
「和」には調和という意味があります。ラストシーンはグライダーが富士山周辺を飛行します。何が本当の調和なのかを問いかけてきます。
アマチュア無線
インタビュー
 アニメ

「監督・脚本 森田健 プロフィール」
1951年、東京生まれ。上智大学(SOPHIA UNIVERSITY)電気電子工学科卒。富士通(株)を経てコンピュータ―ソフト会社を経営し、開発した通信ソフトが郵政大臣賞を受賞。1996年に社内に不思議研究所を設置。「時空」と「私」の謎を解くため、数々の不思議現象を探求し、世界中を取材する。主な著書に、「運命を変える未来からの情報」「DVDブック 森田健の『見るだけで運命が変わる』」「DVDブック『究極のいい運命へ 神とつながれ』」「運命におまかせ」(以上、講談社)、「『私は結果』原因の世界への旅」「ハンドルを手放せ」「自分ひとりでは変われないあなたへ」(以上、講談社+α文庫)、「あの世はどこにあるのか」 「運を良くする」(以上、幻冬舎)など。また、映画「スープ~生まれ変わりの物語~」の原作書「生まれ変わりの村」VOL 1,2,3(河出書房新社刊)はベストセラーになった。